今日は二・二六事件の日です。

歴史の話です。

今日２月２６日は昭和１１年に2.26事件が発生した日です。

実は、昭和の歴史はあまり得意ではなくて、最近までほとんど名前しか知らないという状態でした。

2.26事件とは
陸軍の皇道派の青年将校が統制派打倒と国家改造を目指して首相官邸等を襲撃した事件です。
この際、斎藤実内大臣や高橋是清蔵相が殺されてしまいました。
結局この事件は天皇の言葉もあり、三日ほどで終わるんですが、明治以降の立憲主義の中で天皇自身が国策を決定するという、稀な事件として記憶されています。

僕が2.26事件に興味を持ったのは
宮部みゆきの蒲生邸事件を読んだから。

ベースはタイムスリップというＳＦなんですが、2.26事件についても、手を抜かず書かれていて、歴史の教科書では全く興味のわかなかった戦前の昭和史に大いに興味を持たされたのです。

宮部みゆきはとても好きな作家のひとりです。

まだ読んだことがないという人は一度読んでみてください。
事件物から捕り物帖そしてＳＦ・ファンタジーまで幅広いですよ。